i-to-tomoの刺し子と染め365

大好きな刺し子と手染めの記録

ベンガラ染めで糸を染める

今回はベンガラ染めで糸を染めてみました。

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ベンガラ染めとは?


ベンガラは土からとれる成分(酸化鉄)で紅殻、弁柄とも呼ばれます。経年変化に強く日光による退色がなく、無害であることから天然素材として見直され、繊維製品への染色、オーガニック製品にも使用されるそうです。

 

ベンガラ染料の購入

ベンガラ染料は古色の美というサイトから購入しています。

天然のベンガラは赤しかないのですが、古色の美さんでは燃焼温度や調合により23色もの色合いがつくられています。

どの色も化学染料にはない深みのある優しい色合いをしています。

染料は大きなパックもありますが、小さなボトルが3本、6本のセットで販売してあり、1本でTシャツが1枚が染められる分量とのことです。

糸の染めだけなら十分な分量で、2~3回に分けて染めることができます。

 

下染め剤

イオン化によりベンガラを定着させやすくすることで、生地が濃く染まる下処理をする助剤です。これを使うと染料がつきやすく、ベンガラが水中に残らないため、廃液が透明になります。

染まりつきが良くなるため、ベンガラ染めをするには必要な助剤です。

ベンガラ染料を購入するときには合わせて購入しておくのがお勧めです

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奥にある大きいボトルが下染剤です。小さなボトルもあるのですが、小さなボトルはベンガラ染料6本セットを染めるのがギリギリの量なので、今回は大きいボトルを購入しました。

 

ベンガラ染めをしてみる

1.下染め処理をする

染めたい糸を水洗いし、絞り下染め剤を溶かした水に入れて3~5分もみこむ。

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揉み込んだ直後なので泡立ってます。

 

2.ベンガラ染料のボトルを良く振って沈殿している染料を混ぜる。

かなり沈殿しているので、ボトルを振ったり転がしたりして混ぜる。

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3.染料を水に溶かし、下染め処理した素材を入れて良くもみこむ。

糸を入れる前に軽く染料液をかき混ぜると良い。

少し時間が経つと染料液も沈殿してしまい、色ムラになりやすい。

4.しっかりもみこんでいくと。だんだんと水の色が薄くなってくる。

水が透明に近くなってきたら完了。

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最初は左のような液の色なのに、揉み込むと右の画像のように液が透明に近くなります。

 

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染め上がった糸は天日でよく乾かすと、色の定着が良くなります。

 

 ベンガラ染めの魅力

ベンガラ染めは火を使わないのでエコで、廃液も透明に近く環境にやさしい染料です。優しい色合いは刺し子をしていても心を穏やかにしてくれます。

染めやすい染料で色合いも豊富なことから、手軽にベンガラ染めを楽しめます。

ただし、天然染料のため保存料などが入っていないからか、開封後冷蔵庫保存で約1か月と、保存可能期間が短いです。

糸だけを1か月で1本分染めるとなると同じ色の糸が大量になってしまうため、私は晒も染めることがあります。

染料同士は混ぜ合わせることも可能なため、ブレンドして新しい色を作り出すことも可能です。

絶妙な色合いのベンガラ染料ですが、混ぜ合わせるとさらに深みが増して微妙なニュアンスの色合いを作り出すことができます。

ベンガラ染めの優しい色合いは刺し子糸だけでなく、色々なものを染めて楽しめそうですね。個人的にはコットンレースとか染めたらかわいいかなと思うので、そのうち試してみたいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今日も良い一日でありますように!